修学旅行生ガイドツアー 実施報告

2018年9月26日(水) 修学旅行生に向けて、『八坂神社』と『祇園祭ぎゃらりぃ』にて「祇園祭を学ぶ」ガイドツアーを行いました。
(京都旅企画様からご依頼いただきました)

午前9時、八坂神社本殿前で集合し、まずは全員で旅の安全を祈願してスタート。

ガイドに小川彪雄さん(京都まつり・文教協会公認ガイド)をむかえ、八坂神社を巡りながら祇園祭のさまざまな祭事について教えてもらいました。

3基の御神輿が保管されている神輿庫の前に立ったところで、「祇園祭の本当の主役は『御神輿』だということ、知っていますか?」と小川さんからの質問。 生徒の皆さんは、山鉾巡行はよく知っていても『御神輿』は初耳だった様子です。

実は、御神輿が渡御する道を清めるために山鉾巡行を行うという話を聞き、「まさかそんな意味があったとは!!」と一様に驚き、夢中でメモメモ……

神輿渡御をひかえた数日間だけ、御神輿が安置されるという「舞殿」も見学。

祇園祭の期間以外は御神輿を見ることができませんが、後半に見学するギャラリーでは、その姿を映像で知ることができるようなので楽しみです。

「八坂神社の正門は本当はこの南楼門で、神輿渡御もこの門から出発します。」

 自分たちがくぐってきた西楼門は正門じゃなかったと知ってびっくりです!

神様は南を向いているのが一般的で、他の多くの神社も南に門があるという話に、本当にその通りだと盛り上がりました。

ちょっと寄り道をして…… 境内にある「美御前社」にお参り。ここは美人になれると有名なスポットです。手水鉢から湧く美容水をピタピタと顔につけて、みんなキレイになったところで八坂神社を後にしました。

その後、祇園祭ぎゃらりぃへ移動。

屏風にみたてた大型モニターで山鉾巡行や、神輿渡御の模様を視聴しました。

美しく迫力ある映像からは、神輿の「さし回し」の勇ましさ、山鉾の車輪がきしむ音や真木をしならせながら巡行する様子が伝わってきます。
15分間のストーリーに、生徒さんたちは画面に吸いつかれたように夢中で見入っていました。

長刀鉾を先頭にズラっと並んだ山鉾のミニチュア展示では、「この鉾、かっこいいね」「この山、面白いよ」と、それぞれお気に入りの山鉾を見つけていました。
巡行順を決めるくじ取りや、くじ取らずはなぜあるのか? についての説明もうけましたが、模型であっても実際に並んだ様子を見るとわかりやすいです。

そして一番のみどころだったのが重さ6トン高さ7メートルという実物大の鉾の展示です。釘を1本も使わず縄で建てられる「縄がらみ」の手法も間近で見ることができます。
ちな
みにこの車輪は昔実際に使用されていたものだそう。
「鉾ってこんなに大きかったのか!!」想像を超える大きさと荘厳な姿に、圧倒されていました。
「縄がらみ」のなかに海老をモチーフにした縄模様を発見! これも見事な職人技に触れられる貴重な体験です。

以前ここでガイドを務めていた小川さんの解説は楽しくて分かりやすく、たくさんのこぼれ話もあり、本当にあっという間に時間が過ぎました。

トータル1時間15分のツアーを終え、学生の皆さんからは

「いつか曳き初めに参加したい!実際に祇園祭に触れて色んなことを感じたいと思います!」 「まだまだ聞きたいことがたくさんあります!」と嬉しい感想をもらいました。

 また、祇園祭について事前に勉強をして質問もたくさんしていただき、私たちも刺激をうけ、コドモトがこれから目指すことへの気持ちを新たにしました。 それにしても、最後まで目をキラキラ輝かせながら話を聞く姿がとても印象的でした!
今回のツアーで、コドモトオリジナルのリーフレットを作成、配布しました。

祇園祭についてのあれやこれ、コンパクトですがギュっと内容を詰め込んだものができあがりました! 

 

未来へ向けて祇園祭をもっともっと伝えて繋げていきたい。その想いを大切に、ガイドツアーも取組みの一つとして、今後もぜひ行っていきたいと思っています。

(Atsuko Aikawa)